板倉工法の家を千葉の木で造る。山武杉で造る板倉工法の家が完成しました。
板倉工法と当社が出会ったのは2年前。
こちらの記事でもご紹介した通り、
通常の住宅の2~3倍の量の木材
を使用する板倉の家は、
私たちのような千葉の木を沢山使用
する家造りをしている材木屋にとっても、
理にかなった方法でした。
今日は、取り組んでいた当社では
1棟目の板倉工法の家が完成を
迎えたので、写真を交えながら
ご紹介したいと思います。
軒の出を眺めに取り、
外壁も全て板張りで仕上げました。
外壁は無塗装。
玄関建具も山武杉の制作。
玄関は土間スペース。
畳仕上げはお客様のご希望で。
耐火レンガで囲った薪ストーブ
寝室の畳ベッドは大工さん作。
使用材は板倉で使ったものと
同じ板を使用。
屋根裏に続く階段
勾配を利用した屋根裏は、
物置に使用します。
千葉の木で、千葉県に建てる板倉工法。これが本当の千産千消!?
大手ハウスメーカーさんや、
他の工務店さんと当社の違いで
一番大きいのは、
如何に地元の材に
こだわっているかということ
だと考えています。
地元の材を使用し、
地元の林業を活性化させ、
更なる良質な山武杉を
育てるようにするというのが、
地産地消で生きていく
取り組みとしては望むべき姿です。
板倉工法での建築で、
使用する木材(山武杉)
の量も増加し、
その分山へ還元できる量も
増えるという仕組みは、
山武杉という良質な木材を
今後も使用していく上では
続けていかなければならない
取り組みではないかなぁと
考えています。
現在2棟目が完成間近。3棟目が上棟しました。
当社の板倉工法での建築は、
茨城県のつくば市にある
里山建築研究所という
設計事務所様の設計で
施工させて頂いております。
1棟目の施工をきっかけに、
現在2棟目、3棟目と板倉工法
での施工を実施している状況です。
完成見学会も可能であれば
実施したいと考えていますので、
その時にはこちらでもご案内
させて頂きます~^^