山武杉の伐採。冬のこの時期が伐採のベストな時期。
2016/04/21
冬場は、山の土に含まれる水分も少なくなる為、木を切るには良い時期です。
当社も、冬場のこの時期に山から丸太を伐採してきて、
工場の置き場に引き揚げます。
今回はそちらの様子をちょっとご紹介。
今回伐採したのはこちらの山武杉。
言わずもがな、千葉県の国産材であり、秋田杉や、吉野杉など、全国の銘木にも
引けを取らない良材です。
写真から見ても分かるように、この丸太はまだまだ若い杉です。
今回伐採した杉はある程度工場で乾燥させた後、柱材などの角材に製材します。
実際の伐採の様子を何枚かご紹介。
写真から丸太の切り口の色がまだ赤黒いのが分かりますでしょうか?
これは、まだ木に多く水分を含んでいる証拠です。
木という材料は、乾燥というモノと切っても切り離せない関係にあります。
いくら乾期の冬場に伐採をした丸太と言っても、伐採した直後は勿論生の木です。
なので、ある程度の乾燥をさせた後、材料として使用します。
乾燥の方法は、当社の場合天然乾燥。
天然乾燥というのは、要はほったらかしです。(笑)
天然乾燥はある程度時間がかかるので、伐採した丸太を製材し、
できる限り多くの時間を乾燥に費やせるようにするのが理想ですね。
乾燥の方法は天然乾燥以外にも多くの方法があります。
それは、また今度こちらのコラムで書きたいと思います!